*** 紅茶のグレードについて ***

紅茶のグレード

シルバーポットのダージリンやアッサム、
ニルギリなどの紅茶には、
茶園名の他に
FTGFOPやBOPといった
アルファベットの頭文字が付いています。

これは等級:グレードと呼ばれるもので、
リーフの形状や大きさを基準とする分類です。

紅茶は乾燥を終えた荒茶の段階では
大小さまざまな茶葉の集合体。

紅茶のグレード

このままでは、例えば
「大きい葉は長めの蒸らし時間が必要なのに小さい葉は短時間でOK、どうしたらいいの?」
という不都合が生じるために、ソート(分類)してグレードごとに分類するのです。

紅茶のグレード

……グレードと向き合う際の重要ポイントは

紅茶のグレード

@ 統一規格はなく、国・産地・茶園によっても異なります。

A 品質の良し悪しとは直接関係ありませんが
好みの味わいを探すお手伝いは、してくれます。

という訳で、それとなく上手にお付き合いする事が理想的。

ここでは代表的かつ当店によく登場するグレードを、
これまで見てきた諸々の茶葉のお話を織り交ぜつつ、
経験的観点からご紹介したいと思います♪

と、その前に、
グレードの文字はそれぞれある言葉の頭文字に由来していますので、
こちらをサラッとご紹介〜。

O=Orange P=Pekoe B=Broken 
F=Flowery(グレードのどの場所に位置するかによってFineだったり、
Fanningsの頭文字の場合も)
T=Tippy G=Golden

では、いよいよ各論・グレード編
ニルギリのOP
ニルギリのOPは一般的に、とにかく、大きいっ!

■OP = オレンジペコ

茶葉の形状としては細長く、大きい。
オレンジの香りのする紅茶という意味
ではありません。

必ずしも芯芽が入るとは限らず、
例えばシルバーポットで一番多いOPは
ニルギリなのですが、

←こんな姿。

芯芽はほとんど見当たりません…



ニルギリのFOP

■FOP = フラワリーオレンジペコ

一般的にOPよりやや小ぶり。
芯芽を多く含み、花を思わせる香り。
と表現されることが多いグレード。

このグレードに関しても、
今の所シルバーポットでは
ニルギリに集中しているのですが
例えば、

←こんな姿。

芯芽…あまりないかも、ですね。
当店では、芯芽の多いグレードは
次以降の(F)TGFOPに顕著なんです。



アッサムのTGFOP

■TGFOP = ティッピーゴールデン
フラワリーオレンジペコ

シルバーポットで
このグレードがよく登場するのはアッサム。

オレンジのGoldenTipを
たくさん含んでいることが多く、
見ているだけ豊かな気分にさせてくれます。

Goldenって言葉が、ゴージャスで、
いいですよね〜



ダージリンのSFTGFOP1
ダージリンのSFTGFOP1
アッサムのFTGFOP
アッサムのFTGFOP

■FTGFOP=
ファインティッピーゴールデン
フラワリーオレンジペコ

TGFOPの上級編といった感じ。
当店では
ダージリンのほとんどがこのグレード、
アッサムでも見られます。

中には冒頭にSがついていたり、
末尾に「1」がついていたりしますが、
これはグレードというより、
FTGFOPの強調と
考えておけばいいのでは〜
といった感じ。

ちなみに Sは何の略?
いって茶園の方に聞いてまわると、面白い。
返答が結構、まちまちでユニークなんです。

SuperとかSupremeとかSpecial、とか、

極端な場合は 「あなたの好きな言葉でイイヨ。
えっ?あなたの名前Sayakaさんなの?
じゃあ、SaykaのSにすれば?
SilverPotのSでもいいじゃない。
あはは〜」

というノリの方まで。



■BOP = ブロークンオレンジペコ

細かくカットした茶葉。

芯芽を多く含む、とされる事もありますが、
例えばセイロンティーに多いBOPはそんなでも無いかも、といった雰囲気。

インドから毎年輸入するアッサムの細かめ茶葉は芯芽がたっぷりですが、
こちらのグレードはGBOPとなります。

セイロンティーのBOP

【セイロンティーのBOP】

アッサムのGBOP

【アッサムのGBOP】



以上、 グレードについてザッと見てみました。

グレードにB=Brokenが入ると
細かめ茶葉になってきますので、
さっと紅茶が抽出できる反面、強い紅茶になりやすく、
逆にBの入らない紅茶は
大ぶりで抽出がゆっくりなため、
すっきり透明な味わいや優雅な香りを
楽しめる事が多いと言えましょう。

ミルクティー向けは「Bあり」、
ストレートティーは「B無し」、
が一つの目安ですが、これも絶対なものではなく、
アッサムやたいがいのニルギリは
「B無し」でもミルクティーを
お楽しみいただく事ができます。

グレード、産地、シーズンや
茶葉そのものの個性を総合的に判断しつつ、
お好みの紅茶を探してくださいね☆




■CTC編

以上はいわゆるリーフなどと呼ばれる、
日本でもお馴染みの
「葉っぱ型」茶葉のグレードでしたが、
紅茶にはもう一つ
「CTC」
と呼ばれる製法&紅茶があります。

専用の機械を通して
Crush(Cut) Tear Curl 
することにより、
ころころっと丸い形に仕上がった紅茶。
シルバーポットでも
アッサムのCTCをご紹介していますが、
かなり人気♪

アッサムCTC
アッサムCTC

煮だして作る
濃厚ミルクティー(チャイ)に
ぴったりの茶葉なんです♪

お好みでスパイスを加えて
オリジナルの スパイス・チャイにするのも
楽しい!!

このCTCにも
BOP、BP、OF、PFなど
いくつかグレードがありますが
当店では
大きめのBOPSというグレードが
スタンダードです。



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